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地域密着型デイサービスの事業戦略

事業計画書は、デイサービスの羅針盤であり、施設管理者が作成します。
生活相談員が管理者と兼務している場合には、生活相談員の仕事に加えて行う必要がある業務です。年度ごとに作成される事業計画書は、デイサービスの運営のよりどころとなるもので、こんな施設にしたいという思いを理念や目標という形で盛り込んでいきます。
地域密着型のデイサービスでは、特に競争を勝ち抜ける事業戦略を立てることが大事です。戦略を立てるには、基本的に事業所の強みと弱みを客観的に分析するところからはじまります。たとえば、管理者が看護師であり、利用者の健康管理や医療機関との連携がしやすいのであれば、非常勤の看護師を追加することで、すべての利用時間帯をカバーし、利用者の健康維持プログラムを恒常的に実施することも可能です。
また、利用者がかかっている内科や歯科のクリニックと積極的に連携すれば、大きなアピールポイントになりますので、その地域住民のかかりつけ医になりやすい医療機関などを調査しておくことも大事になります。強みを増やすポイントは、事業所の強みが利用者や家族にどんなメリットをもたらすかを具体的にイメージして、スタッフが協力し合い、そのメリットを最大化する工夫をすることです。
逆に、キッチンスペースが狭くて利用者の食事をつくるのが困難など弱みがあるときには、おいしくて安いと評判の地域の食堂やお弁当屋さんと連携するのも一つの手です。リーズナブルな値段で昼食を提供してもらうといった逆転の発想も必要になります。